元日本共産党草加市委員長・中嶋つかね公式ブログ

元日本共産党員の中嶋つかねです。 埼玉県草加市在住、76歳、在宅療養中。党の専従生活40年。党文京地区委員長や衆院候補、文京区長候補など歴任。党内民主主義の発展、官僚主義と保守主義の克服のために運動しています。市・県・国政のこと、日本共産党のことなど記します。

シリーズ草加市議団問題 ②草加市議団問題の3つの闇

党機関が決してふれない草加市議団問題3つの闇


第1の闇:「2市議の不適切行為」の真相にフタ、特異な政治判断 
第2の闇:藤家議員辞職届は出させないーー「言っていない」
第3の闇:中井作太郎党書記局長の「調査します」は、無かった事に

 

 

はじめに
 昨年12月初旬の「しんぶん赤旗」記事、共産党3市議が別会派結成の報道には、本当に衝撃を受けました。当時、日本共産党草加市委員長だった私は、病院に入院中でした。昨年5月10日定期健診で訪れた病院で倒れ、集中治療室に。一命をとりとめたものの、医師団から治療不能を宣告され、「急性期対応」の病院のため、早期退院を迫られていた時でした。


病床で党中央書記局派遣の調査員から事情聴取を受ける
 昨年12月中旬、「草加市議団問題でお聞きしたい」と党中央委員会書記局の指示ということで調査員A氏と埼玉県委員会の常任委員が来室。女性新人議員について、候補者選考時、候補者活動、議員活動について聞かれました。また、同市議、党草加市議団に対する市委員会、地区委員会の対応についても聞かれました。

 私は、かなり率直に意見を述べました。この事情聴取は1回では終わらず翌年の1月上旬に2回目が行われました。私は、2回の事情聴取から、党機関が「草加市議団問題」で3市議に寄り添った「調査結果(含む対応)」が出てくることを期待しました。

 

退院・在宅療養へ
 重度心不全で、強心剤と血管拡張薬の24時間「点滴」なしには生きられない体になり、エレベータのある集合住宅へ転居。落ち付いた頃に、病床にあっても政治社会に関わっていきたいと休刊中の共産党地域政治新聞「明るい草加」の一面(国政版)記事作成(月2回)を申し出て、活動を開始しました。

 

おかしいぞ。どうなっているのだー党中央書記局の「調査結果」は!?
 ところが、自分も病床で2回も事情聴取されたのに、党書記局の「調査結果」について、何の連絡もありません。調査員のAさんに問い合わせたら「報告は済んでいます」とのこと、「えっ」と思いました。佐藤憲和市議に連絡したら「(党中央からは)何もありません」と。おかしいぞ、何かあるぞの疑念が・・・。

 

草加市議団問題の資料(全51頁)を入手
 一ケ月間に渡り病床で記録・音声データの精査、取材、調査活動を行いました。「私は被害者」と女性市議が支部・後援会・団体の役員を訪問している事を知りました。同市議の言動を「2次被害防止」無視、党規約違反に問わない党機関に疑問。

 

党機関の対応に問題ありー党中央に訴願文書計8回提出
訴願文書は、草加地区委員、地区・県宛てに毎回周知済
 私は、党中央委員会に訴願文書を計8回も提出しました。文書回答を求めましたが、党中央委員会から文書での回答は一回もなし。党規律委員会の田邊進責任者が口頭で回答1回、党埼玉県委員会の荻原初男県委員長が口頭で回答3回(内2回は地区委員長同席)のみ。

 

これら党内議論によって3つの闇が浮き彫りに

次回以降、3つの闇を解明していきます